なぜ警察署で検案するの？

急に寒くなってきました。

 

最近は毎日のように葬儀のご依頼があります。寒くなってきて増えるのが突然死です。

朝起きたら冷たくなってしまっていた、お出かけ先で急に倒れられた、お風呂で倒れていたなど・・・

 

これらのように倒れられたときは一旦病院に救急車で搬送され蘇生処置を行う場合が多いです。

残念ながら蘇生できずお亡くなりになってしまった場合所轄の警察署にて検案を致します。

 

救急車などで病院に搬送され24時間以内に亡くなってしまった時は病院で死亡診断書を書いて

もらうことができません。なぜかというと警察が亡くなった原因を事件性がないか事故ではないか

調べなくてはならないのです。

 

そのため病院にて死亡確認がされますと所轄の警察署もしくは医務院などに搬送され警察官による

検死が行われのち警察の先生などにより検案が行われ死因が特定されます。

検死検案をしても死亡原因がわからなかった場合解剖になる場合もあります。

 

検死検案解剖が終わり死亡診断書にかわる遺体検案書が発行されてご遺体の引き取りが可能に

なります。

 

担当の刑事さんとよくお話をして昨今の生活状況などを説明し対応してください。